8月の後半から11月後半頃まで、新潟県では秋のエギングシーズンが開幕し盛り上がりをみせます。
秋のアオリイカを狙うなら、まず揃えておきたいのがエギングタックル一式です。
この記事では、ロッド・リールからエギの号数やカラー、便利用品・安全装備まで、これからエギングを始める初心者の方が迷わないよう、基本となる道具をまとめています。
笹川流れでエギングを楽しむなら、スポットまとめ記事もあわせてどうぞ。

エギングタックル
釣り竿とリールがあればエギングを始めることはできます。ですが専用のタックルを使うことで
- しゃくり続けていても疲れにくい
- イカのアタリがわかりやすい
- ライントラブルの軽減
- モチベーションの向上
などのメリットがあります。
安価な物ではないですが、エギングを楽しみたいと思うのなら専用タックルを購入することを強くおすすめします。
ロッドについて
新潟県ので秋イカは小型サイズのイカが中心になるため、ロッドはML(ミディアムライト)で十分だと思います。エギング以外の釣りにも兼用したい場合は、汎用性の高いM(ミディアム)を選ぶとよいでしょう。
初めての1本におすすめのエギングロッド
1万円以下で始められるエギングロッドです。
実際に使ったわけではありませんが、操作性も良く飛距離も出るようで評価の高い1本です。
本格的にエギングにハマって次の1本を購入した後も、チョイ投げ釣りやロックフィッシュ狙いでも使用できるという声もあり、汎用性の高い商品です。
本気のエントリーロッド
私の愛用しているエギングロッド、カラマレッティUXを紹介します。
862Mを3年ほど使用しています。発売当初は人気で、店頭でたまたま見つけた最後の一本がこれでした。本心としてはMLが欲しかったのですが、悩んだ結果購入!
3年間の使用感としては
・感度が良くアタリが伝わりやすい
・振り抜きが良く飛距離が出やすい
・軽いので長時間の釣行でも疲れにくい
・適度なハリがありながらも粘り強さがある
といったものがあります。
価格は2万円台とエントリーモデルとしては高額ですが、使い始てからアタリが取れるようになったと感じています。
エギングにおいて、アタリが取れるかどうかは楽しさに大きく直結する部分です。
初心者の方もそうでない方にも強くすすめられる1本です!
リールについて
番手は2500番〜3000番が目安です。エギングにおいてリールのドラグ性能はあまり気にしなくても良いと思います。軽さを意識するとしゃくりやすく、疲れにくいです。
個人的にはダブルハンドル(DH)の方がストレスなく釣りができると感じています。
初心者にオススメのセット
シマノのSephia(セフィア)シリーズ、ダイワのエメラルダスシリーズはエギングの定番タックルです。
どちらもエギングに適した性能と軽さを備えており、数多くの種類のモデルが発売されています。初心者から上級者まで愛用者の多い人気シリーズです。
見た目が大きく違うので、見た目の好みで選ぶのもアリだと思います。
セットで使用することで気分もモチベーションもアップします。
それぞれのシリーズ名のエギやPEライン、ショックリーダーなども販売されており、ひと目でエギングアイテムだとわかるのも良いところ。
10年以上愛用中の名作、エメラルダスMX
ダイワの定番エギングリール、エメラルダスMX(DH)を紹介します。
(現行のモデルはエメラルダスXになります)
私自身初めて購入したエギングタックルはエメラルダスのセットでした。
現在はロッドは別のシリーズを使用していますが、このリールは10年たった今でも使いやすく、不満はありません。
特に良かった点
・軽くてエギングロッドとのバランスが良い
・ダブルハンドル(持ち手が2つあるタイプ)なのでハンドルが探しやすく、スムーズに巻取りが出来る
1万円台なので安い商品ではありませんが、長く使い続けることができる名作であると思います!
初心者の方にオススメするエギ
始めたばかりの頃はロストする危険性が高いため、高額なエギを購入せずに、100均などの安価なエギを使用しがちです。
キャストの感覚を掴む、しゃくりやアクションの練習をするだけであれば安価なエギでも十分ですが、実際に釣るとなると非常に難しい場面が多いと感じています。
初期投資を抑えたくても、最初の一杯を釣りたいと思うのであれば、これから紹介するおすすめエギを数本持っておいてほしいと思います。
エギ王シリーズ
ヤマシタ(YAMASHITA)のエギ王シリーズは初心者の方~上級者の方まで広くおすすめできる定番のエギです。
初心者におすすめの理由
・フォール時の姿勢が安定しやすくイカに違和感を与えにくい
はじめのうちはエギの動きが不安定になりやすいものですが、エギ王はブレにくいのが特徴。イカに違和感を与えないことで釣果に繋がりやすいです。
・どの釣具店でも購入しやすく、ラインナップも豊富
定番のエギであるため、どの釣具店でも置いてありラインナップも豊富です。
情報量も多いため、使い方を調べる際にも便利と言えます。
様々なタイプがあるため、行きたい釣り場に合わせたアイテムを選択できます。
・同じシリーズで揃えると動きの感覚を覚えやすい
多くのモデルはあるものの、どれも同じような動きをしやすいので感覚を覚えやすいです。結果的にエギングが上達するのが早くなると思います。
スレたイカを攻略 エギ王K
ハイドロフィンが搭載されており、フォール中の姿勢が安定しやすいのが特徴です。
新潟県でも使用している方が多く、どんなフィールドであっても安定した釣果が出せるエギです。
安定した姿勢をキープしてくれるため、少し波がある日にはこれ一択で使用しています。
ムラムラチェリー、オラオラマンゴーなどネーミングも面白く、愛着がわきやすいですね。
実店舗では定価(1500円ほど)で販売されていることが多いですが、ネットで購入すると2~3割引きで購入できるのでおすすめです。
アピール力に特化 エギ王サーチ
こちらはラトル(シャカシャカ音がするタイプ)入りの商品になります。
Kと比べるとキレのあるダートと沈下スピードが速いといった特徴があります。
広範囲を効率的に探ることができるため、サーチで寄せてKで喰わせるといったローテーションが強力です。
近年はラトルタイプを使用している方が減っているように思いますが、個人的にはとても相性が良い商品で、これだけ投げ続けて釣果に繋がることも多々あります。
キールスタンダード
新潟県を拠点とする釣具店「フィッシャーズ」のオリジナルブランドのエギとなります。
前述したエギ王を意識して作られているのか、使用感はエギ王に近いものがあると感じます。
初心者におすすめの理由
何よりもおすすめする部分はコスパの良さで、エギ王の半値くらいで購入することができます。
フォール姿勢は安定感があり、ダートも動きすぎずに使いやすいです。
個人的には根のあるポイントや地形を把握できていないポイントでは、こちらを投げて感覚を掴み、わかってきたらエギ王を使用するようにしています。
コスパが良いのでロストした際の精神的なダメージも多少軽減できますよ。
キールスタンダードの人気商品を紹介します。
エギ王Kの戦艦グリーンが人気過ぎて品薄になっている頃、こちらの商品を代用する方が多くみられました。
戦艦グリーンと同じカラーのため、夜釣りやディープエリアなどの光量が少ない場面で特に強いです。
個人的には始めの数投で使用することが多いのですが、フォール姿勢も良く、問題なく釣れる2軍エギです。
コスパも良いのでぜひチェックしてみてください。(楽天にしかリンクがありませんでした)![]()
ホワイトスパイダー キールスタンダード 3.0号 #02 レッド/オリーブ メール便配送可 [ルアー]
エギの号数の使い分け
号数は時期や状況によって使い分けます。3号以上になると沈む速度が速くなるので根掛かりに注意が必要です。
- 2号:数本あると便利。8月中や、見えイカ狙いに有効
- 2.5号:前半戦のメインとなる。波の穏やかな日やあと一歩エギを抱かない際に有効
- 3号:後半戦のメインとなる。流れのある場所でも姿勢が安定しやすい
- 3.5号:数本あると便利。波の強い場面やディープエリアで使用したい
シャロータイプやディープタイプもありますが、始めのうちはベーシックタイプのエギから使い慣れていくのが良いと思います。
エギの号数の比較は、下の一覧を参考にしてください。

カラーの使い分けについて
オレンジやピンクなどのアピールカラーが使いやすく、秋イカ狙いの基本カラーになります。
サブとして、ナチュラルカラーやケイムラ、夜間用の赤テープも数本持っておくと状況ごとに使い分けることができるので便利です。
カラーごとの使い分けの目安は、下の一覧を参考にしてください。

便利用品・小道具について
ライン・ショックリーダー
メインライン
エギングのラインはPEラインを使用するのが基本です。ライン自体が伸びないためアタリが取りやすくなります。
- 太さ:秋イカは小型が中心なので、0.6〜0.8号が目安です
- 本数(編み込み): 初心者は4本組でも問題ありません。8本組は表面がなめらかで飛距離や感度が出やすい、ライントラブルが起こりにくいといったメリットがありますが、価格は高めです。
- カラー: ラインでアタリを認識することも多い釣りなので、視認性の良いカラーが使いやすいです。10mごとに色分けされたマーキング付きのものもありますが、個人的には意識することがないので必要ないと思います。
※しゃくりを繰り返す釣りなので、ライントラブルが起きやすいです。150m、200mで販売されている商品が多いですが、すべて巻き切るとトラブルが多発してしまうので、100mくらいを巻いておくのが一番使いやすいと思います。
低価格ながら高品質なPEライン
個人的にPEラインは「東レ」の商品が一番良いと感じています。
しなやかなラインで使いやすいのでよろしければチェックしてください。
ショックリーダー
PEラインは擦れや衝撃に弱いため、先端にショックリーダーを結びます。
- 素材: 根ズレに強く、扱いやすいフロロカーボンが基本です。
- 太さ: 1.75〜2.5号が目安です。メインラインの太さに応じてバランスを意識すると良いと思います。
- 長さ: 1〜1.5mが目安です。短すぎるとガイドにノットが入って飛距離が落ち、長すぎると結び目がガイドに引っかかりやすくなります。
↓メインラインとのバランスが良ければ何でも良いと思います。コスパの良い商品を紹介しておきます
スナップ
エギの交換をスムーズにするための必須アイテム。エギ用のスナップも存在しますが、エギング以外には使用しにくいので汎用性の高い普通のルアースナップが便利です。
大容量の商品もありますが、袋が破れたりすると面倒なことになるので少量ずつの購入をおすすめします。
偏光グラス
日中のサイトエギング、底の地形・藻場の把握に効果的。他の釣りでも使えるため持っておくと便利です。価格帯によって見え方が大きく変わってくる商品なのでゆとりがあれば高価なものを使用すると良いでしょう。
↓メガネを着用したまま装着できるタイプのものを紹介します。
イカ締めピック
持ち帰る際に鮮度を保つための道具。
※イカ締めのコツ 目と目の間を狙い、強く刺しすぎないこと。墨袋を刺すと見た目も悪くなり、少し生臭みが出てしまいます。
クーラーボックス+保存袋
しっかりと冷やしこむことで鮮度をキープできます。
↓ジッパー付きイカ袋。厚手でサイズ感もちょうどよく、おすすめです!
ランディングネット・ギャフ
シーズン後半の良型(500g超)対策に。
新潟県でも10月後半からは用意しておくことをおすすめします。
安全装備について
ヘッドライト
マズメ時や夜間が狙い目になるエギングではヘッドライトは必須アイテムになります。
電池式と充電式がありますが、電池式は数時間使用すると明らかに光量が落ち、何度も電池交換する手間とコストがかかります。なので最近は充電式の方が便利だと感じています。
長時間の夜釣りの際には専用のバッテリーやモバイルバッテリーを用意しておくようにしましょう。
念のため予備のライトを持っておくこともおすすめします。
私が現在使用しているヘッドライトです。
軽くて明るさも十分、白・黄・赤の三色に切り替えができます。TYPE-Cで充電できるのでモバイルバッテリーも使用でき、釣行後にすぐ充電が可能。
釣り人目線で開発された商品でありながら高額ではなくおすすめです!
ライフジャケット
磯釣りや足場の高いところでの釣りでは着用するのがマナーです。
長く使い続けられるアイテムなので、しっかりとした商品の購入をおすすめします。
フィッシングシューズ・スパイクシューズ
テトラポットや磯など滑りやすい場所での釣りになることも多いです。
釣り場によってはスパイクシューズが必須になることもあります。
まとめ
エギングは道具がシンプルで手軽に行える部分が魅力の釣りです。エギの号数やカラーを使い分けることで釣果アップに繋がります。
安全対策も意識しつつ、奥深いエギングの世界を楽しみましょう。



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